【リライトtips】税務調査が来やすい時期とは?
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税理士法人リライト
塩田 拓
2024-07-26
こんにちは。
リライトの塩田です。
梅雨も明け、いよいよ夏本番という気候になってきましたが、季節の変わり目のせいか最近体調を崩される方が多いようです。
夏場でも手洗いうがいはマストですね!
いよいよ夏本番ということにちなんで、今回から税務調査について少し触れていこうと思います。
なぜ夏本番に税務調査の話題なのか!というと、この夏真っ盛りの7月から11月頃が税務調査も最盛期といわれる時期になります。
国税局や税務署の職員は、2月半ばから3月にかけては個人所得税の確定申告事務があるため一般的な年度末の3月ではなく、業務の引き継ぎを行い終え毎年7月に定期人事異動を迎えます。
すなわち国税局や税務署関係者においては、7月が事務年度始まりとなり各署において新年度の新しい目標(調査件数)が設定されます。
この目標をなるべく早く達成したいという思いもあるため、税務調査官のモチベーションも必然的に高い時期と言えます。
また、4月から6月の比較的調査事務の落ち着く時期に2,3ヶ月をかけてじっくり調査先を見極めます。
そのため、7月から11月頃にかけて実施される税務調査は大きな不正がありそうな調査先を選定する傾向にあるようで、これは少しでも早く大きな不正を発見して人事評価で良い評価を受けたい!という調査官の考えによるところだとか。
税務調査官は公務員とはいえシビアな評価制度があるのですね。
次回は税務調査の中身についてもう少し触れていきたいと思います!
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