【相続だよりVol.02】相続基礎知識(相続税評価額や債務控除って何?)|わーくる

仕事を受けたい企業と仕事を依頼したい企業を繋ぐ

【相続だよりVol.02】相続基礎知識(相続税評価額や債務控除って何?)

  • 税理士法人リライト

    塩田 拓

2023-05-24

相続税評価額って何?

相続税を計算するために、時価等とは別に相続税評価額を算出します。特に、土地や 有価証券は時価等とは価格がかなり異なるので、注意が必要です。この相続税評価額の 合計が基礎控除額を超えると、その超えた部分に相続税がかかります。

 

 

 

相続税がかからない財産って何?

被相続人が所有するすべての財産が課税対象とは限りません。例えば、お墓や仏具と いったものは課税対象になりません。同様に、自宅の庭にある庭内神しも、設備及び敷地 は課税対象になりません。

 

 

 

債務控除って何?

同じ財産総額でも、借金の有る方と無い方では、税金負担の度合いが違います。そこ で、一部の債務に関しては、その金額を相続税評価額から差し引くことができます。これを 債務控除といいます。差し引けるものは、借入金・未払金・その他返済義務のあるものとな ります。

 

 


 

  • 相続税評価額(総額) - 基礎控除額 - 債務控除額 = 課税遺産総額

 


 

 

 

相続コラム〜実務体験談〜

以下では弊社で実際に対応した実務体験をご紹介します。

 

 

離婚した妻との子供は相続人になる

 

先月お母さまが亡くなり、その相続の手続きをしているのですが、相続人の兄弟(配偶者はすでに死亡、子供3人が相続人)から相談がありました。

 

3人のうち、お母さまと同居し、亡くなるまで面倒を見ていたのは弟なのですが、弟は離婚しており、その間に子供がいます。

 

その子供とは全く連絡が取れず、私たちもあまりよく思っていないので、弟が相続した財産は全部その子にいってしまいますよね?(弟は離婚後再婚していない)

 

それだけは避けたいので、今回の遺産分割はどうすればいいですか?

 

相続人には順位があり、上から配偶者・子供・両親・兄弟となります。

 

ちなみに、離婚した後の元配偶者には相続する権利はなく、その子供は相続権があります。

 

つまり、ちょっとでも自分の血が入っている人は相続人となりうるということです。

 

よって、元妻には相続権はありませんが、その間の子供には相続権があります。

 

離婚した場合などには、連絡がとれず疎遠となっているケースがよくあるので、その場合には、自分にもし万が一があった時には、遺産分割などで揉めたり、うまくいかないケースは多々あります。

 

では、その時の対策はどうするのか?

 

その場合には、

 


 

1 兄弟に相続させるという遺言書を書いて、遺留分(私は民法でもらえる権利がありますという主張)に相当する資産は現金(保険金)で用意する。

 

2 遺言書と同時に、兄弟の子供たちを養子にして相続割合を減らす。

 


 

養子は実子と同じ扱いになると同時に相続権を持つという意味で強力な権利を持たせることになるので、安易に養子はどうですか?とは言えないのですが、今回のケースだとこの2つのどちらかになるのでしょう。

 

ここで、混同しがちなのは、養子は2人までじゃなかったんでしたっけ?ということですが、養子が最大2人までというのは、相続税の計算上の基礎控除の人数であって、民法では養子は人数の制限はないので、今回のケースは現時点で養子を6人入れようとかになっていますけど・・・

 

この記事の関連記事